メラトニンとは

 メラトニンは松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンで、人間の睡眠に深く関係しています。一日の間に、分泌量が変化しています。

 普通は、朝日を浴びてから約十四時間後から分泌され始め、約二時間から三時間ぐらいで眠気が襲ってきます。そして、また朝になると分泌が急激に減少します。

 メラトニンが多く分泌されると眠くなり、減少すると眠気がなくなります。

 また、暗い映画館などで眠くなる人がいますが、その症状も睡眠物質メラトニンが関係しています。メラトニンの分泌には光の量が関係しており、明るいと分泌が少なくなり、暗くなると分泌量が多くなります。

 子供の頃に比べて成人すると、メラトニンの分泌減少してしまうため、夜になっても眠れなくなったり、眠れたとしても浅くてすぐ起きてしまう現象が起こりやすくなります。

 そのため、メラトニンをつくるために、「トリプトファン」と呼ばれるたんぱく質を多く摂取して下さい。

 最近は、夜にトリプトファンを多く含む牛乳を飲むとぐっすり眠れる、という噂があります。しかし、トリプトファンを吸収してから作成されるまで時間がかかるため、布団に入るまでにメラトニンの作成が間に合いません。

 ただ、牛乳は体に良いので、毎日少しずつでも飲めば、必ず効果がでます。牛乳があまり好きではない方も、できるだけ飲むことをお勧めします。

※お店に「ナイトミルク」という商品が並んでいる光景を見たことがあるかもしれません。

 このナイトミルクは、牛がリラックスする時間帯の夜間にしぼった牛乳で、普通の牛乳より栄養価が高いです。夜間搾乳と呼ばれ、フィンランドで考えられた搾乳法です。

 私はてっきり夜飲むように作られた牛乳だと思ってました・・・。


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マイクロスリープとは

 残業続きで充分な睡眠時間が取れず、大事な会議中に一瞬記憶が失ってしまったことがありませんか?

 睡眠時間を削って勉強した結果、進路を決める大切な試験の途中で、いつのまにか時計の針が進んでいたことがありませんか?

 就学旅行で「みんなで徹夜しようぜ」と約束に一生懸命だったとき、友達が会話の途中にいきなり止まって動かなくなった経験がありませんか?

 上の三つの症状の原因は、睡眠不足と脳の疲労に関係があります。睡眠を取らないと、脳の疲労が回復できなくなります。

 睡眠不足で脳の疲労がピークに達すると、脳の疲れを取るため、突然、瞬間的な睡眠が現れることがあります。

 そんな瞬間的な睡眠を、マイクロスリープと呼びます。

 ときどきテレビなどで、二十四時間起きている人間が紹介されます。たしかにベッドなどで横になることはありませんが、話しかけても反応がなかったときがあるそうです。

 そのときに体が瞬間的な睡眠(マイクロスリープ)の状態に入り、睡眠不足を補っていたと考えられています。

 ギネスブックに記録されている不眠の最長記録を作った人も、たまに話しかけても反応がなかったときがあったみたいです。

 人間はなにか必要な物が不足すると、健康のために不足した物を補おうとする性質があります。マイクロスリープも生命維持のための、能力の一つであると考えられています。

 マイクロスリープが意識的に使うことができれば、睡眠不足はかなり解消されると思っています。どこかの天才が、マイクロスリープ発生グッズなんて作ってくれたら良いですね。


ブルーマンデー症候群とは

 週の始まりの月曜日は、なんとなく朝起きるのがつらいです。布団から出るのがつらいだけでなく、なんとか起き上がっても、頭がボーっとして、半分寝ている状態が続きます。

 もしかしたら、ブルーマンデー症候群(憂うつな月曜日)かもしれません。

 ブルーマンデー症候群とは、週明けの月曜日に体調が悪くなったり、前日の日曜日になぜか寝付けなくなり、会社や学校に行きたくなくなる症状です。

 日本では、日曜日の夜にTV放送している「サザエさん」を見ると、明日のつらい仕事を思い出してしまうことから、サザエさん症候群と呼ばれる場合も有ります。(ちびまる子ちゃん症候群でも可)

 ブルーマンデー症候群になってしまう原因は、月曜日にノルマの確認などをする重要な会議があったり、休日に遊び過ぎたために疲れが残っていること、などが上げられます。

 他にも、週末に夜更かししてしまい、次の日昼まで寝ている生活をすることで、体内時計のリズムがおかしくなってなってしまったことが考えられます。睡眠リズムのバランスが壊れ、軽い時差ボケの症状になっているのです。

 休日だからといって、ダラダラと過ごすのではなく、休日だからこそ、早寝早起きを心がけてください。でも一週間、一生懸命働くと、休日が楽しみでしょうがありません。どうしても、夜遅くまで遊んでしまうことが多いです。

 そんなとき、朝だけはいつもどおり起きて下さい。朝早い時間に起きることができれば、日曜の夜に早く寝ることができます。そのため、体内時計があまりズレなくてすみます。

 できるだけ、夜遅く遊ぶのではなく、朝早く起きて遊んで下さい。


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